天空のポピー(2011/5/25)、ストロベリーキャンドル、ヒメウラナミジャノメ
関東地方も観測史上2番目に早い梅雨入り(5/27)で、今週末は大雨とか。ともかく、昔のように、しとしと降る雨に濡れたヤツデの葉の上を、デンデンムシ(カタツムリ)が這っている、という風情はなくなりました。
さて先日、所用のため車で「埼玉県・東秩父村高原牧場」の峠道を越えた際に、牧場に植えられた「天空のポピー」が花盛りでしたので、車を止めて、少々時間を割いて写真を撮ってきました。
前日まで雨模様で、当日だけよく晴れたせいもあって、花が生き生きして色も鮮やかで見事でした。(画像はクリックで拡大します)
ストロベリーキャンドル:
牧草地の花は終わりの時期でしたが、ポピーに埋もれるようにストロベリーキャンドルも、まだここにいるよと背伸びしながら顔をのぞかせていました。
ストロベリーキャンドル(別名:クリムソンクローバー、ベニバナツメクサ):
原産地は南ヨーロッパ、マメ科、耐寒性一年草。牧草でもあり、また土壌を肥沃にする緑肥植物。
開花時期:4月~6月、草丈:20cm~40cm、花序の長さ:約 5cm、種まき:秋まき(8月中旬~10月)
ヒメウラナミジャノメ:
小さいジャノメチョウの仲間。ポピー畑のそこここに、花の間を縫うように飛んでいました。
ヒメウラナミジャノメ:
翅を広げたときの大きさは約3.5~4cmで、モンシロチョウより少し小さいジャノメチョウの仲間。草の上をフワフワと飛ぶ、目玉模様のある薄茶色のチョウで、後翅裏面の目玉模様は、通常5個。
草原や林の周辺でよく見られる。いろいろな花で吸蜜する。出現時期は4~9月、分布は日本各地。
なお幼虫の食草は、チジミザサ、ススキなど、イネ科植物各種。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
「植物」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- 雑記 (2021.02.14)
コメント