アジアイトトンボの羽化(その4)
再びアジアイトトンボが孵化しているのに気が付きました。
5月2日の正午過ぎ、水槽に沈めてあるナガバオモダカの鉢植え株に、体色がしっかり発現しているイトトンボがとまっていたのです。
ただ、またもや、翅が途中で噛み切られたように損傷していました。羽化してまだ動けないでいる時に災難にあったのだと思われます。
近寄ると警戒して、つかまっている茎のまわりをぐるぐる動くのですが、飛べないので水面上のこの場所から移動できません。
やむを得ず別の植木鉢につかまらせておきました。
水槽をのぞくと、まだ一匹ヤゴがいるのがわかりました。すぐに隠れてしまいましたが。
とまっていた茎の下部に残っていた抜け殻です。大きさは以前の記事のものと同じでした。
羽を損傷したトンボは数日後には姿が見えなくなりました。自然の水辺の草むらと異なり、無防備の環境ですから、飛び立つまでの間に起こるリスクは仕方ないのでしょうか。
(家の中には、”極楽蜻蛉”が1匹、住みついているのですがねえ・・・)
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