ムナグロ(旅鳥)
田植えが終わって苗が根付き、少し伸び始めたこの時期になると、毎年決まって旅鳥のムナグロの群れが前後しながら通過していきます。ただ、当地にやってくるのは小さな群れで多くても20羽前後。
昨日、気温は上がりましたが曇り空で蒸し暑くなった日中、田んぼ道に行ってみると、ムナグロが来ていました。
ムナグロは雌雄同色です。顔から胸そして腹にかけて真っ黒で、目がどこにあるのか分かりません。
顔がそれほど黒くなく、全体に体色の薄いのは子供たちです。
思いおもいに水田の中を歩きまわって、見つけた餌をついばんでいたり、
または、なんとなく農道やあぜ道に佇んで休んでいるという風情です。
ムナグロが通りすぎていくと、初夏が間近という気分にはなりますが、しかし、このところ気温の日間変動が極端で、快適な5月という感じはなかなか得られません。
旅の途中の鳥たちは何を感じながら通りすぎていくのでしょうか。
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