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2011年7月 8日 (金)

2011/6 九寨溝、黄龍の旅(3)

 前回の続きです。
4日目:6/20(月)
 午前、バスで黄龍へ向かいます。(約140km/約3時間30分)。途中、雪宝頂(標高5,588m)の峠(5,000m)を越えていきます。Photo_9

 
 午後、今ツアーのもう一つのハイライト、「黄龍」の観光ハイキングです。
 「黄龍」は”黄龍の景観と歴史地域”として世界遺産に登録されています。中国四川省成都から北に約230km離れた地域にあるアバ・チベット、族チャン族自治州松潘県にある景勝地です。
 岷山山脈の一部である玉翠山の山頂(標高約5,100m)から北に向かって伸びる全長7.5kmの峡谷(黄龍溝)で、世界有数のカルスト地形です。
 地質学的には、新生代第四紀に隆起した石灰岩層が氷河に侵食されて巨大な峡谷となり、そこに石灰分の豊富な水が流れ続けた結果、石灰華の沈殿したエメラルドグリーンの美しい石灰華段をはじめ、黄金色に輝く石灰華の層、そして石灰華の滝や谷が形成されたものです。
 現地に設置された案内板には、日本語を含む5カ国語で、『黄龍は岷山の主峰—雪宝県玉翠峰の麓に位置し、縦約7.5キロメートル、横約2.5キロメートル、平均標高3550メートルであり、鳥瞰すると、青い山をくねくねと泳いでいる黄龍のように見えます。
 観光地には,数千の石灰華の彩池、石灰華の浅瀬と鍾乳洞が広がっており、世界で最も規模の大きい、最もよく保存された、最も奇異なカルスト台地となっております。1992年、黄龍は世界自然遺産に登録されました』と記されています。
 黄龍全体のうち、麓の「迎賓池」(標高3,199m)から「五彩池」(標高3,553m)までの約4.3km区間が風景区として整備されています。
 なお、余談ながら、同じような景観は世界遺産に登録されている、トルコの石灰棚「パムッカレ」に見ることが出来ます。丘陵地帯の石灰棚が弱酸性の雨によって溶け、地熱によって温泉となり沈殿した石灰が固まった結果、独特の石灰棚湖沼群の景観が出来たものです。

 時間と体力があれば往復とも徒歩が良いのですが、今回は上りの途中までロープウエーに乗りました。56

 
 黄龍入り口から左側に1km先の紅岩関(海抜2,900m)にあるロープウエー乗り場まで行き、ロープウエーで、海抜3473mの終点まで行きます。そこから林間の桟道を更に2km程登ると、五彩池となります。
 整備された遊歩道(広い木道)に沿って、順路の、五彩池(ごさいち)、黄龍古寺(こうりゅうこじ)1

 
 映月彩池(えいげつさいち)、黄龍中寺(こうりゅうちゅうじ)、玉翠彩池(ぎょくすいさいち)、争艶彩池(そうえんさいち)、明鏡倒影池(めいきょうとうえいち)、盆景池(ぼんけいち)、金沙鋪地(きんさほち)、洗身洞(せんしんどう)、蓮台飛瀑(れんだいひばく)、飛瀑流輝(ひばくりゅうき)、迎賓池(げいひんち)へと、棚田状に展開する雄大な石灰岩層の景観を堪能しながら、出(入り)口までの約4時間半、それぞれのペースで、思いおもいのハイキングを楽しみました。
 ただ、環境保護と混雑緩和のために、1日当たりの入場者数制限が実施されているとはいうものの、国内観光客であふれ返っているのにも驚くばかりでした。
 地勢的にも時期的に天気が変わりやすく雨が降りやすいということで、必携の雨具は用意していましたが、幸い終日曇りで、雨には降られませんでした。
 観光後、途中トイレ休憩、ショッピングにも立ち寄り、九寨溝に戻ります。帰路の所要時間は予想より早くて、約3時間でした。2

 
 コース中の随所に見られる高山植物がきれいでした。リスも数回見かけました。Photo_10

                              【九寨溝泊】

 

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