アブラゼミ
昨日(7/19)は台風6号の影響で早朝から雷鳴とともに断続的にたたきつけるような雨の一日。関東は翌日以降も悪天候の予報なので、普段は取り外している駐車場屋根の支柱を取り付けようと、降雨の弱まった合間を見計らって玄関先に出たところ、思いもかけないところにアブラゼミの抜け殻があるのが目にとまりました。今夏初めて庭で見つけたアブラゼミの抜け殻です。
なぜ、こんなところにと不審に思いながらも、支柱をセットし、改めて抜け殻があった付近をのぞいてみると、なんと、ブロックの隙間にアブラゼミの成虫が雨に濡れながら、じっと動かずにいるのを見つけました。
一昨日の夜も蒸し暑く、ポツりポツりと雨が落ちていましたが、その夜、羽化したものと思います。それにしてもここは庭木のあるところからは大分離れていて、コンクリート床の駐車場という環境なのですが・・・
午後、3時過ぎ、再び空は暗く、土砂降りの雨になったので、のぞいてみると変わらずにブロックの隙間にいました。
余計なこととは思いましたが、手でつかんで見ると♂ゼミで、ジーッという短い鳴き声を発して脚を動かすので、一応元気ではあるようです。 そこで、小降りになったのを見計らって、庭木の幹に止まらせておきました。
夕刻、再び雨脚が強まったので2Fの雨戸を閉めようとして外を見ると、なんとびしょびしょのベランダに仰向けになって、そのアブラゼミが動けないまま落ちていたのです。
やむなく再び拾い上げて、ティッシュ・ペーパーにくるんで水を拭き取り、そのまま、今度は雨の当たらない玄関先に出しておきました。
今朝、玄関先を見たところ、少し移動して棒につかまり、まだとりあえず元気でいました。
公園でもまだアブラゼミの鳴き声は聞かれず、抜け殻も見当たりません。そんな時に羽化してきたのだから、元気に飛び立っていってくれたらいいのですが、今日、明日と天気予報は大雨のようです。どうなりますか・・・
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヨトウガの卵( バラの葉裏に)(2021.05.23)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- フタテンアツバ、不明のガ、アカハラゴマダラヒトリ(2021.05.20)
コメント