夏の田舎道で(ヌマトラノオ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、メダカ、ツバメエダシャクの仲間)
ヌマトラノオ:
夏の田舎道、田んぼ近くで水のある湿地にヌマトラノオが白い花茎を立ち上げて群生していました。地下茎が横に走るため群落を形成します。
ヌマトラノオはズブズブの湿地に生えるサクラソウ科の多年草です。山野に生えるオカトラノオは、草姿がよく似ていますが、花序が途中から下向きに垂れるのに対して、本種は上向きに伸びたままなので区別できます。花弁の形にも少し違いがあります。
ノカンゾウ:
水田の傍の空き地に群生していました。花弁は一重です。
ヤブカンゾウ:
やはり水辺に近い湿潤地にポツポツと生えていました。遠目にはノカンゾウと同じようですが、こちらの花弁は八重咲きです。
メダカとフナの稚魚:
田んぼの間を流れる小さな水路にはメダカがいました。傍の草にはクロイトトンボがとまっていました。
そのときは全く気がつきませんでしたが、パソコンで画像を見たときに、そこにメダカよりも小さいフナ?の稚魚が写っていたことがわかりました。なんだかとても懐かしい記憶がよみがえりました。
だから、近くで、おじいちゃんに連れられた小さい子供たちが網を振り回していたのでしょうか。
ツバメエダシャクの仲間:
近くの舗装された道に、真っ白いガが転がっていました。小鳥に襲われて、命つきたのでしょうか。
大分翅が損傷し、特に後翅の尾状突起がほとんど欠損しているので同定はできません。似たものがたくさんいますが、大きさなどからシロツバメエダシャクかと思いましたが・・・
ガにしては気持ち悪さはずっと少ないです。
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