ネズミモチの花、ナミアゲハ、ヒョウモンチョウ、アオスジアゲハ、クロアゲハ
近郊の水田地帯には、歴史のある屋敷林に囲まれ、さらにネズミモチの生け垣に囲まれた大きな農家が点在しています。
さすがに世代交代によって、お屋敷だけは現代風に変わりつつありますが、生け垣などは変わらずによく手入れが行き届いていて風格が漂います。
6月になるとネズミモチの白い花が開花して、ずいぶん遠くまで特有の香りが漂い、季節の移ろいを知らせてくれます。
そして、満開の時期を迎えた中旬には、生け垣一帯は蜜を求める虫たちの社交場になって、たくさんのチョウや昆虫が集まってきます。
忙しく飛び交い、めまぐるしく移動するため、なかなかシャッターチャンスには恵まれませんが、通りがかりに何枚か撮れたチョウのスナップです。
アオスジアゲハ:
忙しいチョウです。一カ所にとどまらないで動き回りながら吸蜜するのも、周りにたくさんいる小鳥などから身を守るためなのでしょうか。
またこの時期、農道や草地にヤブガラシが繁茂するようになります。とても小さな花をたくさん付けますが、これがまた昆虫たちの人気で、やはり多数のチョウやハチ、ハナアブ、カナブン等々がやってきます。
忙しく動き回る黒目のアオスジアゲハ。
クロアゲハ:
こちらも常連で、庭にも偵察に訪れますが常に素通りしていきます。そして一昨日(7/5)、なぜかマキの葉にとまりしばらくご休憩に。
そのお姿を部屋の中から1枚。
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