オオセスジイトトンボ連結、産卵行動
水辺の草むらを遊弋飛行しながら黄緑色の雌を見つけた青色の雄オオセスジイトトンボは、素早く、尻尾の先で雌の首筋をつかんで連結し、産卵場へと誘導していきます。
水面を飛びながら一度蓮の葉に下りました。
その後ペアはすぐに飛び立ち、蓮の葉陰の水面で産卵行動に移りました。雄はイトトンボ科特有の尻尾立ちの姿勢をとりますが、この雄は横着をして蓮の葉につかまっていたようです。
別の連結カップルが草むらにいました。すぐ傍ではオオヨシキリがギョギョシギョギョシとやかましく鳴いていました。
雌の首を掴まえて連結した雄は、飛び立って産卵場に向かおうと懸命に試みるのですが、雌はよほど気に入らない雄だったのか、葉にしがみついたまま離れようとしません。
どうしても行きたくない風情で、なかなか事態は進みません。ニンゲンだけでなく、トンボの世界にもいろいろな事情があるらしいです。
結末はどうなりましたか・・・
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