バン、キジ
近隣に、市営の釣り堀があり、その一角が蓮池になっています。ハスの花が開いているので、7月中旬、見に行ってきました。
泥の中に根を張り、そして水面にとても綺麗な花を咲かせる蓮。この有様を観じて何を感得しなくてはならないのでしょうか。
泥の底深く埋まっているレンコンの、とくに辛子レンコンにした時のおいしさしかアタマに浮かばない俗物は、生きるのが楽です。
バン:
その折、遠くから、”クルル、クルル”という特徴のある鳴き声が聞こえてきました。相当距離があって目視では確認困難でしたが、2羽の黒い鳥が見えましたので、多分バンだろうと思ったものでしたが。
池の周りを回って、ハスの写真を撮り終わってふと見ると、浮島になった傍にやはり1羽のバンの姿がありました。
水草の茎をくわえて浮島に上り、巣穴の中に入った様子。
ただそれだけの観察でした。当地では見かける頻度は決して多くはありませんが、留鳥として住み着いているようです。
キジ:
ケーンという鳴き声が聞こえました。半日陰になっていた駐車場と水田の間の斜面草地に雄キジがいたのです。ちょうど日当たりに出てきたところで気がつきました。
そして日陰になった草叢にゆっくり歩いて行った先に、雌キジがいたのです。つがいだったようです。
そしてその後、時々こちらが気になる様子で、2羽交互に立ち止まっては様子をうかがいながら、やがて、姿を隠すのに十分伸びた稲田の中に消えていきました。
暑苦しい日中のひととき。キジ鍋!さすがにそんなヨユウのある考えは浮かびませんでしたね。
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