夏のある日、庭先で
気温は低めですが、蒸し暑い日が続いているいます。そんなある日の庭先風景。
ロイヤルハイネス:
秋に備えて、充実させなければいけないから、暑い夏の間は花は咲かせないように(つぼみが大きくなる前に摘み取り)しなければならないバラ(ロイヤルハイネス)が、貧弱な花をつけていました。遅かりし、です。
レインリリー:
半日陰になる木の足下で、突然のように大きなピンクの花を開いていました。数年間植えっぱなしでも途絶えずに花を咲かせてくれる、ヒガンバナ科の球根性ゼフィランサスの園芸種です。
名前のとおり、日照り続きの間はなかなか花は開きませんが、十分な雨が降った翌日以降に、突然花が開くという感じがします。実際に開花期間に土の中の球根が湿らされると、花が咲きやすい性質なのだそうです。
カマキリの子供:
ハーブの鉢植えに体長3cm足らずのカマキリの子供が隠れん坊していました。多分チョウセンカマキリでしょう。そして別の雑草にはお得意ポーズのハラビロカマキリのお子さんが。
初夏から子供のカマキリがどこからか時々やってきます。2Fのベランダに、熱中症で倒れたらしい子供カマキリも落ちていました。
たくさん生まれたカマキリの子供も無事大人になるまでに幾多の試練が待ち受けているのです。がんばれカマ子ちゃん達!
アメンボとシロメダカ産卵:
屋外のシロメダカ水槽にアメンボが1匹飛んできていました。飛翔能力に優れていて、かなりの距離を飛ぶようですが、近くにアメンボの住むような川がありません。
よく来たものです。写真を撮っている間に、ピョンとはねて水槽から飛び出し、そのまま飛び去っていきました。
そしてメダカは、と見ると、この日は産卵していました。水温が25℃から30℃以下なら連日産卵しますが、終日水温が30℃を越える状態では産卵はとまります。
短期間なら水温が40℃近くに上昇するようなことがあってもメダカは死ぬようなことはありません。メダカもがんばれ!
コミスジ(写真上2枚)とイチモンジチョウ(写真下2枚):
通常は素通りしていくコミスジが、どういうわけか庭先の野生スミレにとまっていきました。
別の日、日陰の木の葉にイチモンジチョウが交代でやってきて翅を開いて休んでいました。
まだ翅のきれいな個体ですが少し距離があり、不鮮明な画像になりました。
もう一頭はだいぶ鳥に追い回されたようで、鱗粉もはげ落ち、翅に傷のあるくたびれた個体でした。お疲れ様ですが、がんばって。
なお後日あらためてイチモンジチョウとした写真下2枚の画像で、”「イチモンジ」”の白斑の配列や形状をよく比較して見ると,違いがあるようで、一番下の個体は「アサマイチモンジ」のように判断されます。
一応訂正ということにしました。
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コメント
専門家によると、メダカはアジア特産で他の地域にはいないこと、日本のメダカ以外は熱帯魚であること.日本のメダカだけが、(他のアジア地域の熱帯魚メダカと異なり、凍結しなければ、0℃にも耐えて生存できること、等、日本のメダカは愛すべきメダカなのだそうです。
10日くらい留守して餌をやらなくても、屋外飼育の場合は平気ですね。
真夏、日よけはしないと水の蒸発で水量が減りますので補充はしますが、かなり水温は高いです.通常外気温より数度低い程度です。
投稿: クロメダカ | 2011年7月29日 (金) 19時28分
メダカってそんなに丈夫なんですか!!
40℃大丈夫・・。
私、熱帯魚飼っていたことあるのですが意外と暑さに弱いですね。水槽のクーラーや扇風機までありますよね。
水槽がひとつあるのでメダカを飼ってみようかなと考えていますがいつになるやら^^
投稿: kin | 2011年7月29日 (金) 17時05分