過ぎゆく夏、忍び寄る秋
お盆も過ぎて、秋の気配も感じられるようになりました。ここ数日、肌寒さを感じるほどの雨降りです。また暑さが戻るという天気予報ですが。
朝の庭で、衣装持ちのアマガエルが、涼しげな夏服姿で暇そうにしていたり(暇ではない?)
ミンミンゼミは、過ぎゆく夏を惜しむように、近所のサクラの木で精一杯の声を張り上げて鳴き、
アブラゼミは、またしても、どうしてこんなところでと思う、道路に面した塀の基部に抜け殻があったり、まだまだ元気よく鳴いているものもいれば、玄関先ではかなくなって落ちていたり、
放置プランターに生えた雑草のスミレには、終齢近くまで大きくなったツマグロヒョウモン(蝶)の幼虫(写真上)が10頭近くうごめいていて、また歓迎しなくても、どこからかやってくるセスジスズメ(蛾)の若齢幼虫(写真下)が這っていたり、
そして、水槽では、冬期以外には花をつける外来種で、季節感の乏しいナガバオモダカ(写真上)が白い1日花を付け、完全に駆除できない害虫のフタトガリコヤガ幼虫を葉の上に載せたまま、フヨウ(写真中)がピンクの1日花を連日ひらき、そしてカラカラに乾いた後の雨で、待っていたようにヒガンバナが開花しました。
晩夏から初秋へと時が流れていきます。
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コメント
今日は、歯医者に行く10分足らずの町中に、数えながら歩くとなんと11匹ものアブラゼミが落ちていました。もちろん団地の大木などではまだ盛んに鳴いていますが、季節が進む早さを感じてしまいます。サンデー毎日の日々、ゴミのような写真ばかりいっぱいたまります。その処理で、パソコンの前で時間を潰すのが日課という、たわいのない結果なのです。
投稿: クロメダカ | 2011年8月22日 (月) 21時12分
お洒落なアマガエルですね。
猛暑にもかかわらずアマガエル、うちにも時々姿を見せてくれました。キョロっとした目が好きでついつい掴んでしまいます(すぐに逃がしますが^^)
ヒガンバナですか早いですね!もう暦では秋ですが
それにしても早いな。クロメダカさんのブログは
毎日カレンダーのようで楽しいですね。
投稿: kin | 2011年8月22日 (月) 19時57分