カラスウリとスズメウリ
近くの草藪で、カラスウリはまだ勢い良く蔓を伸ばしていますが、さすがに花は終わってしまったようです。9月はじめに1輪だけ暗闇に白く浮かび上がっていたレース模様の花が、今シーズンは最後でした。
今、環境保全のため除草/刈り取り作業が行われていますので、多くは姿を消しますが、どこかで必ず刈り取りを逃れて、秋たけなわの頃には赤く色づいた実をぶら下げています。
(昨シーズン、9月末の写真)
同じ環境に、スズメウリも蔓を伸ばしています。名前の通り、とても小さな白い花をつけて、小さな実もできはじめています。
1cmほどの大きさで、青く丸っこいかわいらしい実も、秋が深まる頃には、灰白色になって、 多くの葉が枯れ落ちた蔓にぶら下がっている様は、なかなか風情のある光景になります。(昨年10月下旬の写真)
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- 雑記(クリスマスローズ開花ほか)(2021.03.07)
- レンギョウ、ギンヨウアカシア(2021.03.05)
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- 2月は逃げる/カワヅザクラ開花はじまる(2021.02.28)
- ツバキ開花 (2021.02.26)
コメント
特に金網フェンスに絡みついたつる性の雑草は晩秋の除草作業者泣かせです。大まかには機械で刈り取りますが,最後は軍手をはめて手作業で取り除いていますから。
それを見ていると,かわいらしい実だ、なんてのんきなことは言われないのかも。
投稿: クロメダカ | 2011年9月13日 (火) 19時57分
去年はいいのを見つけていたのですがクロメダカさんのかかれるように環境保全とやらでバッサリ。
がっかりしました。
今年はそんな刈り取りから免れそうな場所のを見つけたので楽しみです。スズメウリ、これはまだ見たことないです。
投稿: kin | 2011年9月13日 (火) 19時37分