カマドウマ、ツヅレサセコオロギ、ヨツボシオオキスイ、ヨコズナサシガメ若齢幼虫、チョウセンカマキリ
晩夏から秋、身近で見かけた昆虫類です。
カマドウマ:
コオロギの鳴く玄関先に出てみたら、懐中電灯の光の中にいました。やはりどこか気味悪さも漂よわせる装いで・・・
ツヅレサセコオロギ:
庭にいます。すぐ隣でエンマコオロギが鳴いていたのですが、無頓着な様子で煮干しを囓っていました。
ヨツボシオオキスイ:
8月下旬、ゴマダラチョウなどが集まるクヌギの樹液にいました。クヌギなどの樹液に集まるオオキスイムシ科の一種です。体長13mmほどの甲虫。
黒っぽい光沢のある体表に多数の点刻があり、前翅には縦に点刻列があり、その中に2対の黄色い紋(→四つ星)があります。
ヨコヅナナサシガメ:
9月初旬、公園のケヤキの樹表にいたヨコヅナサシガメ若齢幼虫です。
ヨコズナサシガメはカメムシの仲間で、カメムシ目(半翅目)・サシガメ科に分類される肉食性の昆虫。
幼虫・成虫ともに、昆虫などを捕らえて太い注射針のような口吻を突き刺し体液を吸います。成虫は6月頃産卵し、8月頃孵化します。
幼虫は脱皮を繰り返しながら成長し、冬は木の幹の窪みやに割れ目に群がって集団越冬し、翌年の春に羽化して成虫になります。
チョウセンカマキリ:
草原にいました。カマの付け根の橙色がチョウセンカマキリの目印です。(なお写真上の草むらにあった抜け殻は、下の写真の個体とは無関係のものです。)
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コメント
カマドウマ、確かに昔は普通に見かけましたが、最近は希ですね。なぜか昔から気味悪かったのですが、いまだにその印象がそのまま残っています。
投稿: クロメダカ | 2011年9月29日 (木) 20時36分
子供時分、田舎の土間でよく見かけました。
長い足でピョコピョコ・・薄暗い場所だったので余計に気味悪がったのと模様もちょっとまだらで触りにくいですね。ここ10年くらいは見ていません。生活様式も変わって来たからでしょうか。
投稿: kin | 2011年9月29日 (木) 19時35分