戸隠古道ウォ-キング
先週末、早朝から大雨の中、お仕着せのお手軽日帰りバスの旅、ということで、[戸隠古道ウォーキング]に行ってきました。
日頃の心がけなど無関係で、現地に着くまで雨降りのため、雨具完全装備。
しかし歩き始めるとほとんど止んでしまい、帰りのバスが自宅近くになると小雨、ということでした。
地元のガイド付きでおよそ7.5kmのお定まりトレッキングコースを約2時間半。
ガイドさんによれば、今年の紅葉の最盛期は1週間前ほど前で、その頃は、コースの狭いところはまさに1列の蟻の行列で、人の行列に酔うような気分になったという参加者もあったとか。
お目当ては,戸隠の秋の主役の鏡池。錦秋の戸隠連峰が鏡の湖面に映るその様を堪能できるはずが、どんより曇り空の下で墨絵モード。
盛りは過ぎて、天候不良とはいえ、なお行楽シーズン中とあれば、蟻の行列、待ち行列の場面もあったりして、感動は今ひとつでしたが贅沢を言ってはイケマセン。
歩いている間には降られなくてヨカッタ、です。
戸隠の神様ありがとうございました。また機会があればお参りします。
■トレッキングコース:
奥社参道①大鳥居スタート→②隨神門(神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門)→③杉並木、ここは“さわり”だけ見て、戸隠神社奥社までは(時間の関係で)行きません。手前で柏手を打って省略)→④天命稲荷→⑤鏡池→⑥硯石→⑦小鳥ケ池→⑧足神さん→⑨戸隠神社中社→⑩戸隠蕎麦屋さんで手打ちソバをいただいて、お疲れ様、でゴールです。(地図はクリックで拡大表示されます)
奥社参道①大鳥居スタート→②隨神門→③杉並木
400年の年輪の間に、「丁石」を取り込んでしまった巨木もありました。
→④天命稲荷→⑤鏡池
眼前に戸隠山が見えていればきっと登りたくなったと思うのですが,見えなくてヨカッタ。
→⑥硯石→⑦小鳥ケ池→⑧足神さん
足が悪しくなりませんように・・・
時にはこのようなイージーな旅もよいのかも知れません。
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コメント
足だけでなく、だんだん脳味噌も劣化が進行して、もうどこで何をしようとしても、あぶない状況になってきたと自覚します。
さりとて、団体さんについていくだけというのも、それなりにストレスになったりして。
自由気まま、というのがいつの間にか習い性になってしまったようで。
昨今の”戸隠地域”は今はやりの○○スポット、ということで人気なのだそうです。
投稿: クロメダカ | 2011年10月28日 (金) 22時03分
「〇〇古道」というと、村おこし的な意味合いで命名されている所が多いですが、雰囲気があっていいですね。ご当地の思惑通り、ツアーなども押しかけますが、お気楽に楽しめばいいと思います。歩く個所・自由時間の制約がありますが、気に入ったならば改めて個人で再訪すればいいわけですから。
「戸隠」は結構広く、クロメダカさんの行かれたコースの半分は歩いたことがありません。でも、奥社まで行かずに、よく随神門で辛抱されましたね。出来た方とお見受けします。
そして、霧が写る鏡池で、戸隠に登らず、よく辛抱されましたね。冷静な判断力をお持ちの方とお見受けします。
もしも、戸隠に登られる時は、岩場の鎖場で落石にご注意してください。中高年のツアーが先行していると、人工落石の恐れがありますから。
限られた内容のツアーでしょうに、「紅葉」と、「おまん」の説明板によく気付かれましたね。それにしても、盗賊の頭目・鬼女と呼ばれた「紅葉」の真の姿は?・・・古道には古い伝説がよく似合います。
投稿: ハクナマタタ | 2011年10月28日 (金) 18時15分