落ち葉腐植層のトビムシなど
9月下旬、高原の落ち葉腐植層にいたトビムシなど、土壌動物の仲間です。単なる記録です。
土壌動物の仲間:
落ち葉の下の腐植層には、さまざまな土壌動物がいます。明るい地上で目にする生き物に較べると、へんてこりんな(さらには気味悪い)姿形のものがたくさんいます。
普段はスルーするのですが、気まぐれに写真に残してみました。
大きさはせいぜい数mm以下のもので、名前は分かりません。
写真下の、画面右にいるのがマルトビムシの仲間です。左側の大きいのはダニの仲間です。
シロトビムシの仲間:
大きさ1mmほどでした。ジャンプするためのバネ(叉状器)は持っていません。
イボトビムシの仲間:
画像が不鮮明でわかりにくいですが、体の表面にイボイボがたくさんあります。バネはないので跳べません。
マルトビムシの仲間:
すべて別の個体で、上は大きさ0.7mmほど。体の特徴が比較的はっきり分かります。そして、写真下の一番小さな個体、大きさ0.3mmほど、がマルトビムシの全体としての姿を一番良く現しています。
”かわいらしい”?
体の割に長い触角と大きなバネを持っています。体の後ろに伸びているのがバネで、生きているときはおなかの下にたたみ込まれています。
その他:
写真が不鮮明で、よく分からないトビムシ達。まだ他にもいましたがここまでに。やはり自然度の高い環境ほど、トビムシの種類、またそれ以外の土壌動物の種類も多く見られます。
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