イタドリ、サルノコシカケ、不明のキノコ、ウラジロモミ
9月下旬、通り過ぎた山地(山梨県)で、気まぐれ撮影。
イタドリ:タデ科の多年草
その昔、初夏、茎や葉が分かれる前の、タケノコのような姿のものを”スカンポ”と言って、道草途中に囓ったり、『水車』遊びをしました。
サルノコシカケの仲間:
斜面にありましたが,生えている”根元”は確認できませんでした。 ”学問的”には、サルノコシカケ、という種名のキノコはないそうですが、素人には、サルノコシカケです。
この仲間にはβ-グルカンという化学成分が含まれていて、お友達の「カワラタケ」などは、「制ガンん剤」として開発されたこともありましたが、一時的なコシカケに終わったようです。
不明のキノコ:
木の根元、落ち葉の間から生えていました。口に入れたら魔法(ま、阿呆!)の世界に浸れるかも知れません。
ウラジロモミ:マツ科モミ属
日本特産種の常緑針葉樹です。まだ倒れてから日が浅いウラジロモミが山の斜面に横倒しになっていて、歩行の邪魔になる辺りだけ刈払われていました。それでも幹をまたいで通らなければならなかったのですが、辺りに紫色の松カサのついた小枝がたくさん落ちていました。
表面にはヤニ(樹脂)が白く吹き出していて、拾い上げた手のひらにべたべたくっつきました。
一枝拾ってポリ袋に入れ持ち帰りました。そのまま外にぶら下げておいてから3週間後、乾燥して茶色になり、手で触ると円周状に、ばらばらと崩れ落ちていきました。
”マツカサ”とは大分おもむきが違うことを初めて知りました。きれいな飾り物になるかと思っていたのですが。
秋に実るウラジロモミの球果は円筒状で農紫色です。なお、山梨県ではウラジロモミの人工林もあるそうです。
分布は本州(福島県~中部地方、
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- 忍冬(スイカズラ)、ノボロギク、ホトケノザ(2021.01.21)
- 大寒/フィールドで(2021.01.20)
- オニグルミ冬芽と葉痕(2021.01.18)
- 冬の田んぼ道(2021.01.17)
- アカメガシワ冬芽と葉痕(2021.01.15)
「キノコ」カテゴリの記事
- カワラタケ(2016.02.09)
- ツノマタタケ、シロソウメンタケ、その他不明の小さなキノコ5種(2015/7)(2015.07.09)
- 1月の里山園地で/ヒグラシ抜け殻、キシワタケ、不明のしわしわキノコ(2014.01.25)
- ツチグリ(2011.12.01)
- ヤマブシタケ(山伏茸)(2011.10.13)
コメント