シラコバト、チュウサギ、コサギ、ハクセキレイ
10月初~中旬、ご近所で見かけた鳥たちです。
本命は、久しぶりに姿を見せたシラコバトです。あとは、何度も登場している”おまけ”です。
シラコバト:
今頃、夏に生い茂った雑草の刈り取りが出来ていない堤防沿いの砂利道や舗装農道には、草むらからたくさんのバッタ類が飛び出してきます。
先日、その砂利道を自転車で走っていたら、前方に、見まがうことのないシラコバト1羽を発見!
すこし距離があってはっきりしませんでしたが、バッタを捕まえて呑み込もうとしている風情。
後ろ向きになってしかも逆光気味で、アングルはうまくありませんが、シラコバトの特徴である首の後に、白く縁どりされた細い黒帯があるのが確認できました。
そこで、首にかけていたカメラをそーっと向けてとりあえず1枚。それから自転車を降りると、それを察知してどんどん遠ざかっていきます。
ゆっくり追っかけで1枚撮ったところで飛ばれてしまいました。それで満足な写真は撮れませんでしたが、今年初めての野外観察/確認の記録としました。
シラコバトは埼玉県の県鳥です。その昔、生息区域は関東地方北東部、特に一時期は埼玉県東部(越谷市)にまで狭められ、1956年1月14日に国の天然記念物に指定されました。
また環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
近年その生息数はだんだん回復していると聞いていますが、自宅近くで見る機会は依然としてごく稀です。
モズ:
9月下旬くらいから大農家の屋敷林のてっぺんや、野中の電線など、辺りを見渡せるところから、アキーキーキーとやかましく、”秋深まる、ここ俺の縄張り”、と高鳴きして、やかましいです。
チュウサギ:
稲刈りが終わると共に大部分が姿を消していきました。最後に残った稲刈り田んぼで、1羽だけ、カエルをついばんでいました。
チュウサギ、コサギ:
また、10月中旬の晴れて、台風並みの強風が吹いていた日中、通常なら必ず飛び去ってしまう距離なのに、用水路脇の金網フェンスにしがみつくように、なぜかコサギと並んで風に向かって姿勢を低くして止まっていました。
自転車でもよろめきそうになるほどの強風でしたから。
ハクセキレイ:
晴れて日中は暑いくらいだったある日、原っぱに残っていた水たまりで、カメラを意識しながらセキレイが水浴びをしていました。
水から出ても相変わらずカメラ目線です。そんなに気にすることはないのにねえ。おまけなのだから
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