変わり咲きツユクサ
稲刈りが終わったあぜ道にツユクサが咲いていました.。その中に1輪だけ、変わり咲きの花があるのに気がつきました。
時々見かける、花弁が白いだけの白花ツユクサ(再掲)
とも、少し様子が違うようなので、傍にたくさん生えている通常のツユクサを一つちぎって、ならべて撮ってみました。
ツユクサの雄しべは6本あります。上にπ形の3本、中央に1本、下の2本は、真ん中の”花柱”に寄り添うようにのびています。(以下の写真の花はいずれも”花柱”が長く伸びているので両性花です。ちなみに短いか、見えないのは雄花です)
ツユクサの雄しべの葯は黄色ですが、変わり咲きのものは白色で中心部だけ淡黄緑色になっていました。
変異には、除草剤などの影響もあるのでしょうか。
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コメント
子どもの頃よりよく目にしたツユクサですが、こんなにまじまじと眺めたのは初めてです。さらに、雄しべや花柱の構造など仔細に観察したことはありません。「メダカの学校」は「生物のお勉強部屋」みたいですね。
学生時代より「生物」は得手でなく、「生物」と聞けばば新鮮で美味しそうなものを連想する落第生ですが、「自然観察のつれずれ日記」を毎日見て、我が身に足りない部分を補っています。
地球環境の破壊につながる自然環境の変化を敏感に察しられる能力をお持ちのクロメダカさんの今後の活躍を楽しみにしています。
投稿: ハクナマタタ | 2011年10月 5日 (水) 09時21分