2011/10、信州、松川渓谷と秋山郷、バスの旅(2日目)
2日目も雨。時に小止みになる時間帯もわずかにはありましたが、生憎の天候。秋山郷だけは晴れてほしかったのに・・・。ただ地域・地形的にも天気は変わりやすいということでしたが。
朝風呂入浴。やはり気持ちの良いお湯でした。熊の湯温泉から秋山郷へのルートは、大型バスでは行けないので(バスは見玉不動尊まで405号線を回送)硯川ホテル前から小型バス2台に分乗して志賀高原ルートを走り、秋山郷へと向かいます。
ルート走行中は雨のため、バスからも降りられず、結局、途中で写真撮りに降りたのは初めの、雨の中の一カ所だけ。
5~6箇所はあるというビューポイント/写真スポットはいずれも雨と視界不良のため通過の憂き目に。
とち餅と焼き団子の名物を売る売店がある集落までおよそ2時間弱走って、トイレ休憩をかねて小休止。このときだけ雨は小止み状態に。
「小赤沢」の集落でした。一様にトイレを済ませると、焼き団子、とち餅大福へと、食欲に向かうしか仕方ありません。津南町からここまでは1日5便の定期バスがあるようです。
小赤沢を出て、先の大きな地震で被災し、復旧途上の栄村を通り抜け、見玉不動尊へ向かいます。雨は時にひどくなります。
やがて見玉不動尊に到着した時には小雨模様でした。
杉木立の中に眼病に御利益があるとされる不動尊が祀られています。
見玉不動尊参拝。
その後は、回送されていた大型バスに乗り換えて津南町を経て塩沢石打へ向かいます。この辺りは豪雪地帯で、一階は雪に埋もれても、2階から出入りできる構造の住宅が見られます。
豪雪と共存する知恵ですね。
新潟から新鮮な海産物が届くという「魚野の里」で昼食。雨などものともせず、大型観光バスが10数台も集中して、混雑を極めていました。
食後、さらに一般道で湯沢に向かい、大源太湖へ。ここは人造湖だそうです。ほぼ雨の止んだ池の周りを1周ウォーキングしてきました。
湯沢を出てからも バスは高速道には乗らないで一般道の三国街道を走ります。紅葉が眺められるから、という理由で。
しかし、雨は降ったり止んだりで、紅葉も今ひとつ、もうこうなると、居眠りコースです。
そして最後の立ち寄り場所、月夜野ビードロパークに到着。地ビールを自分用お土産に買って、後は高速道に乗って一路帰路につきました。 (完)
| 固定リンク
「国内旅行」カテゴリの記事
- 欅平散策(富山県)②植物、昆虫(2018.10.10)
- 欅平散策(富山県)①景観(2018.10.09)
- 晩秋の東北8景(2017.11.21)
- 戸隠周辺の植物①オオシラヒゲソウ(2017.09.25)
- 冬のみちのく3湯(青荷、酸ヶ湯、鶴の湯)巡り(2017.02.26)
コメント
ニアーミス、だったようですね。
お年寄りが、橡の実から、トチ餅用の粉を採るには本当に手間暇がかかって大変なのです。とおっしゃる。私もそのことは知っているつもりです。その粉をたっぷり使ったトチ餅は大変美味しいですよ、とのことで買い求めて食べてみました。トチの実由来の特有の味と香りが強くありました。
ただ他にも食べた人たちの評価は、トチの実の粉が少し入っているだけの方が安価でうまいよ、とのこと。
秘境も、おいしさも、もはやミスマッチの時代です。
投稿: クロメダカ | 2011年11月 7日 (月) 20時50分
バスで行ける「秘境」は、もはや「秘境」ではない事を、訪れる観光客よりも、そこの住民が一番よく認識しているのでしょうね。秋山郷には何回か訪れましたが、年々その様は増しているようです。
しかし今でも、ハイシーズンを外せば、「山間の素朴な集落」の姿に接しられるのでしょうね。
最近訪れた時の事ですが、露店で気のよさそうなおばあさんが干し椎茸を袋に入れて安く売っていました。大袋を買い、「オマケを入れといてね。」と言うと、どんどん増やしてくれました。・・・そんなに入れても良いの?と心配になるぐらいに。
帰宅して拡げてみると、良質のシイタケが、始めの袋入りの量の2倍ほどありました。でも、単に気前のよい純朴なおばあさんだったのか? それとも、風評被害によりシイタケが売れなくなっているからなのか?・・・忘れがたい思い出です。
投稿: ハクナマタタ | 2011年11月 7日 (月) 19時01分