アオスジアゲハ、ベニシジミ、キチョウ、ナミアゲハ/幼虫
夏から秋に、そして秋が深まり、それぞれのライフスタイルで過ごしてきた身近のチョウたちも、ぼちぼち締めくくりの時期を迎えようとしています。
成虫で越冬するもの、蛹で越すもの、幼虫で越冬するものといろいろですが、これからそれぞれの準備が始まることでしょう。
アオスジアゲハとベニシジミ:
一夏を越したアオスジアゲハ、翅も傷んでいました。アオスジアゲハは蛹で越冬します。またベニシジミは幼虫で越冬します。秋のベニシジミは春の個体より全体に黒っぽい翅色です。
ウラギンシジミ♂:
翅に穴が開いたウラギンシジミが草むらに降りて休んでいました。ずいぶん小鳥にも追い回されたのでしょう。よく頑張りました。ウラギンシジミは成虫で越冬しますので、これしきのことではめげてはいられませんません。
キチョウ:
モンキチョウは幼虫で冬を越しますが、キチョウは成虫で越冬します。
ナミアゲハと幼虫:
アゲハチョウは蛹で越冬します。
10月中旬の夕刻、玄関先に突然のように2頭の(翅が)新鮮なナミアゲハが現れて、しばらく滞在していきました。その時の姿です。
10月下旬に、新鮮な葉はすっかり無くなった庭の山椒の木に、2頭のアゲハ幼虫がいるのを見つけていましたが、どう見ても栄養失調で小ぶりでした。数日後には忽然と姿が見えなくなりました。
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コメント
ハクナマタタさん、それにしても、生き物の世界は奥深いですね。イモムシも,ガもかわいい,といって手に載せて這わせる愛好家もいらっしゃるのですが、それだけはどうも出来そうにありません。やっぱり小物は向かないのかも。
投稿: クロメダカ | 2011年11月 1日 (火) 23時26分
アゲハチョウの幼虫を最近まで知りませんでした。
触るのは別としても、愛くるしい姿ですね。
世界的人気アニメ「ニモ」の丘バージョンです。
いつの日かアゲハチョウになる瞬間を動画で見てみたいものです。
投稿: ハクナマタタ | 2011年11月 1日 (火) 22時20分