カラスノゴマ
カラスノゴマ(鴉の胡麻)(シナノキ科カラスノゴマ属):
10月初旬、道端の雑草に混じって生えていました。時期遅れになりましたが記録として掲載しました。
道端や草地に生える一年草で、草丈は30~70cmくらいになります。茎は直立し、全草に星状毛(放射状に伸びる毛)が生えています。
葉は互生し、卵形で先は尖り、鋸歯があります。葉の脇に花径2cmほどで、柄がある黄色い5弁花を横向き、ないし下向きに1輪ずつつけます。萼片は5枚で反り返っています。
花の後に角状の蒴果(熟すと鞘の下部が裂け、種子が散布される果実)が出来ます。
和名の由来は、胡麻(ゴマ)のような種子が採れるが、役に立たないというところから。
花のきれいなイヌゴマもそうですね。
開花時期は8~10月、分布は本州関東地方以南~九州。
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