ハッカムシとヨツボシテントウダマシ
どちらも小さな昆虫で、普段、草叢にいるときには見つけられませんが、晩秋、草むらから道端に這い出している時に撮れました。
動く小さな被写体のため、初めての登場記録にしては、いまひとつの画像になりました。
●ハッカハムシ(コウチュウ目・ハムシ科):
両側に雑草が茂る舗装農道を歩いていました。小さな甲虫でしかも動きもあって、ピントが甘い写真しか撮れませんでした。
大きさ約9mmで、ハッカやハッカ近縁のシソ科植物に集まるハムシです。上翅は金属光沢のある金銅色で、黒色の円紋列があります。
触ると直ぐに固まってしまいますので、ひっくり返してみると、腹面と、肢は金属光沢のある黒紫色でした。小さい甲虫ですが、なかなか渋好みの衣装です。
出現時期は5~11月、分布は日本各地。
●ヨツボシテントウダマシ(テントウムシダマシ科):
草叢から這い出してきました。体長5mmほどの小さな甲虫。頭部,触角,肢は黒色で、胸部と上翅は橙黄色から赤褐色です。
また上翅の両横と会合部から基縁に黒い紋があります。雑草や野菜の堆積場所や、枯れ木に生えたキノコの上などで見られます。
食べるのは菌類。成虫で冬眠、越冬します。
出現時期は5~11月、分布は本州・四国・九州。
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