オオアトボシアオゴミムシ
ここはまだ除草されていない舗装農道の草叢。中から這い出してきては犠牲になる虫が後を絶ちません。
“飛び出すな 車は急に 止まれない!”というのは昆虫たちには想定外で、無理もありません。
オオアトボシアオゴミムシ(オサムシ科):
無事に道路端を歩いていたのは大きさ20mmほどのオオアトボシアオゴミムシです。
頭部と前胸部に光の当たり方で青緑や赤紫色に見える金属光沢があり、前翅の後端付近に黄色い「星」があることから「後星」アオゴミムシという種類があり、近縁にキボシアオゴミムシやアトボシアオゴミムシなどがいます。
本種はそれより大型で体の幅が広く、上翅後部の黄褐色斑紋がコンマ状に括(くび)れていることなどで「大後星青ゴミムシ」と名付けて区別されています。
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