2011.12.10皆既月食
今回、2011.12.10の皆既月食は、NASAが提供する月食図からすると、日本が最も好条件の観測地域ということでしたので、がんばって見ることに。
半影食が始まるという午後8時半頃には、全天薄い雲に覆われて、あいにくの空模様。
しかしその後どんどん晴れていき、部分食の始まる頃からはほぼ完璧な晴天になりました。
それと同時に気温もどんどん下がり、防寒具のないカメラはレンズが曇りだして(ピントが合わなくなったのでライトをつけてレンズを見ると”曇りガラス”になっていました)、その後は拭いてもすぐに曇って、また拭くの繰り返し。
皆既食になってからは、レンズの曇りと(手持ちのカメラでは)光量不足で、長時間露出のせいで全部ピンぼけになりましたが、雰囲気だけは記録できたので、にわか素人観測はこれで満足です。
半影食の始まり :10日20時32分 (肉眼では分からない)
部分食の始まり : 21時45分
皆既の始まり : 23時06分
食の最大 : 23時32分
皆既の終わり : 23時58分
1)半影食の始まり(写真中)前後:
(薄い雲のヴェールを被っていた1枚目だけは、画像処理ソフトで処理しました。)
5)食の最大(写真上)から、皆既の終わり(中)、そして部分食(下:12月11日、午前0時14分撮影)に:
寒かったです。
《なお、次回の皆既月食は3年後の2014年10月8日の20時前ごろだそうです》
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