ヒヨドリと木の実
家の周りでスズメの姿が少なくなりました。それでも除草作業から取り残された立ち枯れヨシがわずかに残る河原には、小さな群れで集まっていることがあります。
以前には、冬になると餌が少なくなるご近所のスズメのために、餌台にムキ粟などを置いてやっていましたが、スズメより先にヒヨドリがやってくるようになり、来ると先客のスズメを追い払うし、乱暴に食い散らかしてすぐになくなるしで、スズメはなかなかやってこないようになりました。
この冬は、どうしたものかと考えあぐねているのですが。ミカンやリンゴなどを置いてもすぐにやってくるのは決まってヒヨドリです。
差別するのもどうかとは思うのですが、スズメの方がかわいくて・・
狭い庭の道路際に、ヒヨドリが止まり木にしている庭木の枝があります。その真下に、ヒヨドリの”落としもの”があります。いろいろな木の実を食べる様子がうかがえます。
明らかにシャリンバイの実とわかるものがありました。果皮と大きな種は素通りです。種を踏んづけてみると、十分発芽すると思われるものでした。
近所の遊歩道植え込みのシャリンバイも、もぎとられた跡がありあり(写真下)です。
市街地の近くには、必ずしも植樹されたのではなく、自生したと思われるいろいろな木が実をつけています。
餌にしていた柿の実はさすがに全くなくなりましたので、近頃は、これらの木の実を目当てに、ヒヨドリを筆頭に、ムクドリ、ハトなどが代わる代わるやって来てついばんでいる様子です。
ただし センダンは、ヒヨドリとムクドリくらいしか食べないようですが。
写真上から、鈴なりのセンダンの丸い実、エンジュの豆果(10月、と12月)、マンリョウの赤い実:
写真上から、ノイバラの赤い実、ネズミモチの黒紫色の実、トキワサンザシ(ピラカンサ)の赤い実は小鳥に人気。そしてマサキの実。
冬の間、貴重な食糧の一端です。
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