ヒメイワダレソウ
ヒメイワダレソウ(クマツヅラ科 イワダレソウ属):
8月下旬、出かけた先で、周辺には民家が全くない水田地帯の農道脇に、見慣れない花がぽつぽつ咲いているのが目に入りました。
写真を撮って帰りましたが雑草ではなさそうで、園芸品種だろうとは思ったのですが、名前は不明のままでした。
先日偶然、ネットの園芸欄で、ヒメイワダレソウと分かりましたので、遅まきながらUPしました。
ヒメイワダレソウは南米ペルー原産の常緑多年草で、昭和初期に導入されたそうです。
花はランタナそっくりで、葉は対生しています。日光を好み、また耐暑性も耐寒性もあって丈夫で成長が早く、茎は地面を這い、枝分かれして広がります。
草丈も低いので、庭のグランドカバーとして利用されるそうです。広がりすぎて不適当との声もあるようですが。
また、農家などで畦の草刈作業の省力化や除草剤使用の軽減のために、雑草抑制を目的にして、あぜ道や法面にヒメイワダレソウを植えるなどの実用例もあるそうです。
今回見かけたものは、ごくわずかでしたので、どこからか逸脱してきたもののようです。
花期は6~9月。
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