冬のスズメ
スズメの個体数が減少している、という話は以前から聞いていましたが、先頃の報道(http://www.asahi.com/science/update/1116/TKY201111160153.html)によると、国内のスズメの個体数は過去約20年間で約6割も減ったと推定されているそうです。
根拠も何も知りませんでしたが、子供の頃、スズメの一生の行動半径はせいぜい500mほどなので、ご近所のスズメとしてかわいがってやらなければ、と聞いた記憶がありました。
ただ、飛べるようになった子スズメに足輪をつけて標識調査したところ、予想以上の長距離を移動することが分かった、という事を聞いた記憶もあります。
それらはともかくとして、確かに、ご近所のスズメの数は減ったような気がします。
冬になると立ち枯れた蘆の藪や、通信ケーブル、葉を落とした樹木などに群れて、やかましくさえずる情景を目にします。
採餌や巣作り、子育てなどの生活に必要な環境条件が大きく変わったことが、姿が少なくなった原因なのでしょうね。
近くの信号機に巣作りをしているのを見かけたりしていますから。
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