ウサギアオイ
ウサギアオイ(アオイ科 ゼニアオイ属)は、ヨーロッパ原産の帰化植物で、関東地方以西から沖縄まで帰化している一年草です。
冬の枯れ草が残る農道端に数株が点々と元気よく生えていました。その一株。
近郊では田畑沿いの道端などに普通に見かけます。茎は斜上し高さは20~50cmになります。
葉は円心形。花は5~9月頃、葉腋に束生します。花柄は短く、白~淡い紫色のちいさな花(径6~8mm)です。おしべは多数あり、筒状に合着して、めしべを取り巻いています。
今は花は無く、花後にできた果実が残っていました。果実は扁平で、径7~10ミリ。10~14節の分果からなっており、おもしろい形です。
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