ホオジロ
2月のホオジロ。数羽でやってくると、たいていは用水路縁に自生したカワヤナギの地面に近い低い枝や、傍の枯れ草の茎に止まっています。
まばらな枝や枯れ草でも目隠し代わりで安心できるのでしょうか。比較的近い距離で観察できますが、たいていは“枝かぶり”になります。
冬間の地鳴きは「チチッ チチッ」と二声ですが、繁殖期のさえずりは“一筆啓上”の聞きなし”で親しまれてきた身近な野鳥の一つです。
ただ当地(埼玉県)ではレッドデータブックで「地帯別危惧」の指定を受けていて、生息数が減っているようです。
スズメとほぼ同じ大きさですが尾羽が長い分だけ大きく見えます。河原、草原、農耕地、果樹園など明るく開けた場所に生息し、単独または数羽ほどの小さな群れで行動しています。
「頬白」の名前のとおり、頭部の喉・頬・眉斑が白く目立ちます。またオスの過眼線は黒色ですが、メスは褐色で、全体に体色も淡いので見分けがつきます。
食性は雑食性で、繁殖期には昆虫類、秋から冬には植物の種子を食べています。
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コメント
暗い穴ぐらに引きづり込まれないように、荒縄くらい持って行った方が良いかも・・・
これからもう少し研究が必要です。しばらく時間がかかりますね。
投稿: クロメダカ | 2012年2月27日 (月) 22時33分
いつもの小窓を飛び出して、近所のせせらぎ沿いに散歩してきました。風花の舞う中、鳥たちは活き活きと動き回っていました。
帰宅後、念のためにカテゴリーの「鳥」をプチッと押して確認したら・・・黄色い嘴のカルガモと、黄色い靴のコサギ、それと(黄色くない)ハクセキレイでした。我が家の鳥籠の窓を開けると、たくさんの鳥たちに逢うことができます。感謝
ところで、「黄泉比良坂探訪ツアー」ってなんでしょうか?興味ありますが、行くならば桃を持っていけばいいのでしょうか?・・・おやつ代わりに、瑞々しくて美味しそうな桃を!
投稿: ハクナマタタ | 2012年2月27日 (月) 11時06分
あの世とこの世の出入り口、黄泉比良坂探訪ツアー企画・会員資格がありそうな気がしますが、的外れでしょうか。
投稿: クロメダカ | 2012年2月26日 (日) 11時35分
いつもの小窓を開けたら、今日もかわいい小鳥が元気に顔を見せていました。つぶらな瞳の優しいメスや、精悍なオス・・・鳥の種類や、雄雌の区別は判りませんし、覚えられませんが、こころ和むひとときです。
想像力が豊かなのか、それとも現実とバーチャルの世界の区別がつかなくなってきているのか・・・多分、後者なのでしょうね。
でも、「幸せ感」に浸ることができるのは・・・神仏に導かれ天国・極楽に漂う前触れなのでしょうか?
ナンマイダ! アーメン! 感謝!
投稿: ハクナマタタ | 2012年2月23日 (木) 09時30分