モズ
2月はじめ、雪が長い間消え残り、日陰の霜柱は消える気配がない自然公園の林縁で、羽毛を膨らませていかにも寒そうだったモズの姿です。
こちらは、散歩コースの公園で。
陽射しは強いのに、吹き抜ける冷たい風にあおられて頭の羽が逆立った、覇気のない お姿。
中旬の、小春日和になった河原では、やはりモズ本来のりりしいお姿が見られました。
少し遠くの農家の庭木に飛んだモズ。寒さに変わりありませんが、春もだんだん近くなりました。
モズ:
全長約20cm。日本では全国の平地から低山地の農耕地や林緑、川畔林などに生息して、繁殖しています。
冬には北日本のものや山地のものは、南下したり山麓へ下りたりします。
小さな体なのに、くちばしはタカのようにカギ型をしており、時には小鳥を捕らえたりもします。
小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどの獲物を串ざしにする習性(モズのはやにえ)はよく知られています。
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コメント
返事遅くなりました。モズは、鳥仲間では物まね(鳴きまね)上手のチャンピオンで、たくさんの【→百(モ)】種類の鳴き真似が出来る【舌】を持つ、というのが名前の由来だそうです。確かに小鳥のさえずりが頭上で聞こえるので、見上げると、”なんだ、モズか”ということがよくあります。身近に普通にいます。
投稿: クロメダカ | 2012年2月26日 (日) 11時30分
これがモズなんですね。
こんなに身近で見られるのですか。
百舌と当ててモズ? なぜなんでしょうね。
知り合いが去年の秋、モズのはやにえが高いところにあったと言っていたのを思い出しました。通りで寒い冬でした
投稿: kin | 2012年2月24日 (金) 17時40分