スズメバチの巣;カワラタケ、
スズメバチの巣:
自然林が保全されて造られた近隣の自然公園の林で、遊歩道から少し奥まったところにある高木の幹に、大きなスズメバチの巣があるのが目にとまりました。
ずいぶん大きなもので、”記念”に撮ってきました。多分こんな大きな巣を作るのは黄色スズメバチでしょう。そして最盛期には周辺にはたくさんのハチが飛んでいたのだろうと想像します。
今は空っぽで、巣の中にハチは1匹もいません。雄は冬の初めには死に絶えて、雌蜂は朽ち木の中の小さな洞などで越冬し、春に巣作りをはじめた雌が女王蜂になって、あたらしいコロニーを作るのです。
空っぽになった巣は再び使用されることはありません。もったいない、と思うのですが。
(その説明になると思われる「巣の出来方からできあがった構造」までについて詳しい記事があります。→スズメバチの危険性と駆除について: http://www.shokuikukyoukai.org/hachi/080/
カワラタケ:
同じ林にころがっていた枯れ木にカワラタケが重なり合うようにびっしり生えていました。廃屋になって崩れかけた屋根瓦の風情です。
見るものも少ない冬の林地でした。
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コメント
巣の構造について詳しい記事がありますが、作り始めから出来上がり結果の構造を見ると、再利用できないことが良く分かります。(url後追いで本文に記入しました)
生き物って面白いですね。
投稿: クロメダカ | 2012年2月15日 (水) 22時30分
巣は再利用されないのですね。
スズメバチが大きいとはいえ、あんな巣を造り上げるのには驚かされますね。先日、浜辺でスズメバチが一匹、もそもそと這っていました。死にかけていたのでしょうが棒で突くと針を出していました、最後まで攻撃は忘れないようです。
投稿: kin | 2012年2月15日 (水) 19時30分