カワセミ
早春、体験学習用の水田脇で、まだ芽吹きに始まらない林縁。その傍を流れる小さな水路にいたようです。いつものように足下から”チッ”と短く鳴いて飛びたちました。
向こうの裸の枝に止まったのを見定めてそろそろ近寄り、逃げられる前に何枚か撮れました。
大きな嘴です。
水路めがけて急降下を繰り返しましたが、見ていた限り、”魚取り”には成功しませんでした。
若葉が茂るシーズンになると、姿が葉陰に隠されて林縁での撮影チャンスは少なくなります。
カワセミ:
全長約17cm。日本全国に分布しています。くちばしは体の割にとても長く、魚取りの名手。巣は土崖に横穴を掘って造ります。
羽色が鮮やかで、翡翠(ひすい)のような体色から、空飛ぶ宝石と呼ばれていて、古くからこれほど人気のある鳥は少ないでしょう。
一時期、生息環境の変化で数が減りましたが、その変化にも適応して生息数も回復している逞しさも持っているようです。
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コメント
昔は、カワセミは清流のシンボルとされて来ました。今、当地には清流など見当たらないのに、それなりに棲息しています。少々汚れた環境でも生き抜く適応性、逞しさがなければ生き残れないのでしょうね。
投稿: クロメダカ | 2012年3月10日 (土) 21時33分
カワセミ・・・・海辺で1度だけ見たことがありますが
ほんとうに鮮やかな色ですね。メタリックな色がとても
素敵な鳥です。
意外と身近なところに住んでいる鳥なのですね。
投稿: kin | 2012年3月10日 (土) 19時59分