春まだ浅い雪国
4月はじめ、所用のため、春まだ浅い豪雪路を車で走ってきました。往路は上信越自動車道から北陸自動車道へ。この冬はどこも雪が多かったため、内陸では4月といえども驚くほどの残雪が見られました。
妙高SA周辺の残雪。除雪で積み上げられたたくさんの雪の山は、車旅に飽きた子供達の格好の休憩遊びの場所になっていました。
妙高ASを過ぎ、上越JCTに向かう途中、中郷付近の除雪された自動車道路。
復路は北陸自動車道から関越自動車道経由。当日はちょうど”爆弾低気圧”が北陸地方にも強風と雨の猛威を及ぼし、北陸道全線50km速度規制のまっただなか。
おかげで、北アルプスを覆っていたガス吹き飛ばされてよく見えるようになったことが余録でした。
鍬崎山:
埋蔵金伝説の鍬崎山(2090m)。奥(後)にある薬師岳はやはり飛びきらないガスに隠れて見えませんでした。
剱岳:
先日(4/5)、北アルプス・立山連峰にある3つの氷の塊が、国内初の氷河と認定されたという新聞報道がありました。
たしかこれまで日本国内には氷河は存在しない、というのが定説と聞いていましたが、剱岳の小窓雪渓、三ノ窓雪渓や、立山・雄山の東の御前沢雪渓で氷塊の流動が観測されたのです。温暖化に負けないで残ってほしいものです。
富山地鉄・田添駅付近から強風にあおられながら眺めた剱岳。
後から追いかけてくる「高速道路通行止め」情報にやきもきしながら、なんとか北陸自動車道をすり抜けて関越自動車道へ。
海から離れるとやはり豪雪地帯とあって越後川口SAあたりも、大量除雪の残雪に埋もれていました。山地も田地も未だ深い雪の中にありました。
越後三山;(写真下は堀ノ内付近で見えた八海山):
関越トンネルを抜けると、関東はやはり寒いけれど春でした。当地は今週末くらいからサクラが見頃になる気配です。満開は週明けでしょうか。
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