カタクリ(2012春)
春、4月です。かじかんだ手のひらも開くように、辛夷(コブシ)のつぼみが開く季節になりました。
近隣のサクラの名所で3月30日から催されている桜祭り。早くもサクラが散ってしまいました、というのはエイプリルフールの戯れ言で、開花が遅れてままならずのようです。昨年も遅かったのですが・・・
さて、4月のスタートにふさわしい山野草としてカタクリです。昔は田舎の山野にどこにでも自生していました。地下の鱗茎にはデンプン質が貯蔵されていて、このデンプンを取りだしたものが本来の『片栗粉』。
量産はできないので今は馬鈴薯デンプンのものが大半のようですが・・・
そんなことはともかくとして、日本各地にカタクリの群生地があって、それだけで観光バスが集まる名所もたくさんあります。
先日出かけた北関東にも、まだつぼみがやっと見つかる程度の里山もあれば、林間にあでやかな花を下向きに付けて群生しているところもありました。
北関東ではちょうど今時がベストシーズンでしょう。
| 固定リンク
「植物」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヘメロカリス開花/ 明日(5/26)は皆既月食(2021.05.25)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- バラシロヒメハマキ/不明のハモグリガ幼虫(2021.05.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント