コブシハバチ幼虫;シュウメイギク食害の小さなイモムシ
**今回の記事には気持ち悪い画像がありますのでご注意を**
コブシハバチ幼虫:
昨年晩秋に思いきり切り詰めたので、今春は全く花が咲かなかったハクモクレン(白木蓮)でしたが、新梢が伸び、大きな葉が広がっています。
その若緑の葉をふと見上げると、大きな葉の上半分がなくなって、葉裏に茶色のシミのような穴が点々と開いた部位がありました。
そしてその近くにイモムシがぎっしりと並んでとぐろを巻いているのが目にとまりました。
以前から、いろいろな黒いハバチが入れ替わりやってくるのはいつものことで承知していましたが、そのほとんどは何者かわかりません。
きっとその中にコブシハバチも来ていて柔らかなハクモクレンの葉の組織中に卵を産んでいったのでしょう。初めてのことですが、 他の葉は大丈夫なので、そこだけ切り取りポリ袋に入れて殺虫剤噴霧、口を縛って生ゴミへ。
それにしても食樹〔モクレン科(モクレン、コブシ)などの葉〕はきっちり守るのですねえ。何でも食べる人間様と違って・・・) (http://www.hfri.pref.hokkaido.jp/zukan/konchu/00data/hati/habati/kobusiha/note.html )
シュウメイギクを食害している小さなイモムシ:
その後、シュウメイギクの葉が、カスリ状に抜けているのも見つけました。葉を裏返して見ると、葉裏に3~4mmくらいで緑色の小さなイモムシがたくさんうごめいていました。
尺取り虫のような動きです。
シャクガの仲間の幼虫でしょうか。
他に“伝染”していませんでしたから、そこだけ切り取り袋に入れて処分。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- ヤマアジサイ開花、ナミテントウなど(2021.05.27)
- ヨトウガの卵( バラの葉裏に)(2021.05.23)
- フヨウの葉を巻くハマキガ幼虫と成虫(ワタノメイガ)(2021.05.22)
- クロネハイイロヒメハマキ(成虫/幼虫)(2021.05.21)
- フタテンアツバ、不明のガ、アカハラゴマダラヒトリ(2021.05.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント