アカヒメヘリカメムシ、スカシヒメヘリカメムシ、そしてブチヒゲヘリカメムシ
5月、フィールドにいた「ヒメヘリカメムシ科」のカメムシ3種です。
上翅に透明部分があり、体色が透けて見えるなど、似たもの同士で、見分けについて良く分からないところもあるのですが・・・
アカヒメヘリカメムシ:
大きさ6~7mmの小さめのカメムシ。全体は赤味のある黄褐色で、細かな黒点が見られます。イネ科、タデ科植物の汁を吸います。イネの穂を加害する害虫にもなります。
翅を閉じていても体の斑紋がよく見えます。
この個体は写真をよく見ると右中肢が欠損していました。
ブチヒゲヘリカメムシ:
6~7mmほどで、小さめのカメムシ。透明な上翅から体色が透けて見えます。アカヒメヘリカメムシとよく似た食性を示し、同様にイネの穂を加害します。
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