ダイサギ、田んぼでカエル獲り
梅雨の最中、早苗がのびだした近郊の田んぼでは、たくさんのカエルが繁殖をはじめています。
そんな田んぼの一角に、普段あまりやってこないダイサギが数羽おりて、盛んに羽繕いをしているのが目にとまりました。かなり距離がありましたので、特に警戒したり、飛び去る様子もなく、暇つぶしの観察。
他の仲間は畦にとまったまま動かず羽繕いに専念していましたが、1羽だけ、歩き回ってカエル(トウキョウダルマガエル)を追いかけていました。そして首尾良く、大きめの1匹を掴まえ、だいぶ苦労しながら呑み込むまでの一部始終です。
稲苗の間に動くカエルに狙い定めて突進して華麗に舞いましたが、カエルも然るもの、逃げられたようで、場所変えします。
今度は首尾良く、丸々太ったトウキョウダルマガエルをゲット!(余談ながらダイサギの嘴の長さは13cm、トウキョウダルマガエルの体長は6.5cmほど)。(画像はクリックで拡大します)
呑み込むのが一苦労。その一部始終です。何度もくわえ直して、さらに何回も繰り返しカエルを水田につけては振り回します。カエルが弱って暴れなくなった頃、呑み込む瞬間は後ろ向きになってしまいましたが、やっとゴックンして、長い首の途中が膨らんだのが見えるまで、3分かかっていました。
しばらく首を長く伸ばしたまま休んでいる様子でしたが、やがて、まだ羽繕いに余念のない仲間を残して飛び去っていきました。
やはりコサギやチュウサギより迫力があります。
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