ノアサガオ
●ノアサガオ:
水田の畦脇斜面に早くも野生のノアサガオが紫色の花を開いています。
園芸種の大輪アサガオに較べれば花はかなり小ぶりですが、なかなかきれいです。
何しろ丈夫な植物で、”緑のカーテン“に使えますが、油断すると、家屋全体を覆い尽くしてしまうかも知れませんから、やはりやめた方がいいかも。
近隣では水路境界の金網フェンスを登り、夜間照明外灯の鉄柱を登って電線にまで這い上がる困りものです。
早朝から紫色の花を多数開き、午後にも萎れないで咲いています。
道端に繁茂した株は、晩秋の環境整備/除草作業で地上部は刈り取られて殆ど除去されますが、本種は多年生・宿根性で、地際に残った株から翌年、他の蔓性雑草に先駆けて途絶えることなく生えてきます。
また株自体、関東以南では越冬して成長し、古い茎はやや木質化します。
結実しにくいので挿し木するか、夏から秋に古い蔓を30cmほどに切って浅く植えておくと簡単に根付き、繁殖は容易です。
花期は6月中旬から霜が降りる11月頃まで。
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