ハグロハバチ(成虫と幼虫)とコガタルリハムシそしてギシギシ
初夏の草むらに、スイバやギシギシが大きく伸びてはびこっています。そのまわりに食草とする昆虫が集まっていました。
ギシギシに群がって原形をとどめなくなるほど蚕食していたのはコガタルリハムシ。でもこれで昆虫のバランスが変わるわけではなく、増えた分は小鳥などに捕食されることでしょう。
まわりにはまだ手つかずのギシギシがたくさんあるのに、同じ茎にハグロハバチの幼虫も取り付いていました。
また別の草むらでは、長く伸びたギシギシの花茎のまわりにたくさんのハグロハバチが飛び交ったり、すぐ傍の雑草の葉にとまって歩き回っていまいた。
ギシギシに倒れかかった草の上には、ギシギシから移動したハグロハバチの幼虫がいつものようにとぐろを巻いて休息中の姿がありました。
親子セットでいてくれると判断しやすいです。ハグロハバチは多化性(1年に3回以上の世代を繰り返す性質)で、5~11月の間に発生を繰り返すため見かける頻度が多いハバチです。
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