アオサギとカルガモ親子
人の世は相も変わらず定まらないままに7月。暑い夏になりそうです。
しかし、いつもの用水路にはいつものように、何もそんなに急ぐこともあるまいにと、子育てには無責任のカルガモの男どもが閑そうに羽繕いしている傍で、こちらも、のーんびり生きているアオサギの姿がありました。
アオサギは、餌の魚取りも、さして焦る様子はなく、数回突っ立った位置で嘴を水中に突っ込みましたが不発。アホサギ?
でも、どうってことはなさそうで、やがて飛び立っていきました。何をあくせく、人間様よ。
アホサギで結構、と、ばかり。後ろ姿もボロッちいです。
一方、その上流には、子育て中のカルガモ家族の姿がありました。”8人”家族です。めざとい母さんガモは、”7人”の小ガモに教えます。
『こっちにおいで、あそこに人間のおっさんがいるでしょ。あれは運動神経鈍そうだから特別危険ではなさそうだけれど。人間の中には突然,誰でも何でもよかったなんて、暴走したりする同類がいるから気をつけなければいけません。見かけたら早めに物陰に隠れるようにするのよ、さあついていらっしゃい』
『ハーイ、母さん』。
それでも、いつも最後についていく腕白坊主は、”ホントかな”と、つい、おっさんが気になって仕方ありません。(画像はクリックで拡大します)
さあさ、ここでしばらく隠れておいで。優しく,賢い母さんです。
過去に観察した最多の家族数は12羽という記録があります。
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