ゲジの抜け殻
ゲジ(ゲジ科)抜け殻:
樹幹の根元近くにゲジの抜け殻がくっついていました。日本には中型のゲジと大型のオオゲジの2種類がいるそうです。
この抜け殻はどちらか分かりませんが大型のゲジ(オオゲジ)のものでしょうか。
一部の歩肢が欠損していますが多分15対あったようで、最終齢の脱皮殻かと思います。さぞかし脱ぎにくいことでしょうね。
ゲジは夜行性で、昼間は庭の石の下や草むら、床下などに生息しています。
肉食性で、昆虫やクモを捕らえて食べていますが、生きた餌しか食べないので、動きは非常に敏捷です
中型のゲジは大きさ(体長)24~32mm。歩肢の数は15対で、孵化した直後の1齢幼虫には4対の歩肢があり、脱皮毎に胴節と歩肢が増え(増節変態)10回~11回の脱皮で、2年くらいかかって成虫になるそうです。成虫の寿命は6年ほどという。
なお、“ゲジゲジ”というのはゲジの俗称です。
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