キイロテントウ
キイロテントウ( テントウムシ科):
林の中を黄色い“点”がフワ-ッと飛んで地面に降りたので、傍に寄って見るとキイロテントウでした。落ち葉の腐植の地面を歩き回りながら、時々止まるのを追っかけ撮影。
体長4~5mmのきれいな黄色のテントウムシ。前翅は黄色一色で斑紋はありません。前胸部は白色で、1対の黒紋があります。
小さな木片につかまったらそのまま仰向けにひっくり返って”フリーズ”してしまいました。
赤アリが近寄ってくると頭を引っ込めてじっとしています。前胸背板は透明なので、頭部を引っ込めた状態でも辺りを観察することができます。
本種は、”ムーアシロホシテントウ”同様に、植物に寄生するウドンコ病菌などの菌類を食べてくれる益虫です。幼虫も同様です。
出現時期は4~10月、分布は北海道、本州、四国、九州。
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