ヤマユリ、ジャノメチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ニワハンミョウ、オオヒラタシデムシ
猛暑日になった先日、近隣ではバラ園で有名な茨城県フラワーパークまで出かけてきました。ずいぶん久しぶりのことでした。
●ヤマユリ:
12,000株が咲き誇るという”やまゆり園”が整備されていて、今年は(やまゆりが)少し遅れて咲いたため、ただいま満開、とのアナウンスで、暑い中を見学に。
林縁の傾斜地に満開になった大輪のやまゆりが見事で、辺り一面、一帯にむせるほどにユリの香が漂っていました。
ハンカチなどとても間に合わず、ボトボトとしたたり落ちる汗はそのままに園地を一巡りしてきました。林縁にはたくさんのチョウやトンボなど、昆虫の姿が見られました。その一部です。
●ジャノメチョウ:
たくさん飛んでいましたが、日陰の林間や下草の陰を伝うように飛んで、時々明るいところを横切るだけで、なかなかシャッターチャンスがありません。翅は茶色ですが、目には,真っ黒く映ります。
すべてピンぼけ画像しか撮れていませんでしたが、小鳥にもそうとう追いかけられる様子で翅の傷んだ個体が多かったようです。
●ヒメウラナミジャノメ:
林縁を飛んでいましたが、結構明るいところに出てきます。木漏れ日のあるところでは、ヒラヒラ飛びながら、ちょうどスポットライトが当たったような草葉に止まると翅を広げ、写真用ポーズをとってくれました。おかげで、翅を閉じた時(翅裏)の、細かい波形の紋様やジャノメ模様の写真がありません。
●ニワハンミョウ:
落ち葉の地面を足早に歩き回っていました。あのきれいなハンミョウと違って、光沢のない暗銅色~暗緑色で、上翅に白い小さな紋があります。
平地から山地まで広い範囲の地表で見られ、地面を徘徊し、他の昆虫を捕らえて食べる肉食昆虫です。
●オオヒラタシデムシ:
葬儀屋さん、掃除やさん。ミミズに群がってむさぼり食う成虫と幼虫、そして、なんとまだ生きていて前肢を動かしているカブトムシ(♀)に囓りついている成虫(さすがにこんな姿はいただけませんが・・・)、すぐ傍には立派なカブトだけが残された♂の遺骸も。
(続く)
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