夏に向かうチョウ
夏に向かって、それぞれの生き様がうかがえる身近のチョウたち。
草原で一族の繁栄を期して、仲良し中のモンシロチョウとベニシジミ。
夜来の大雨が小降りになった朝方、庭の徒長したバラの梢で、葉裏にぶら下がるように止まって動かないツマグロヒョウモン(♀)。
何処かで羽化してここまでやって来たのでしょう。午後気温が上がってからやっと飛び立っていきました。
お目当てのクヌギの樹液が出るにはまだ少し早い公園で、林近くの植え込み地面に降りてうろうろしていたコムラサキ。
ここまでは、鳥に追い回されることもなく、とりあえず平穏な生活だったらしいナミアゲハ(上)とキアゲハ(下)。
薄暗い林間や直射日光に曝されない葉陰を選んで生活しているヒカゲチョウ(写真上2枚)とヒメジャノメ(下)。でも、めざとい鳥は追いかけて来るのです。
地味な装束もいささか傷んでいて、生活の苦労がにじんでいますが、まだまだ大丈夫。これからもがんばります。
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