8月の”ひるがの湿原植物園”の植物
お盆休みも明けて静かになっていた「ひるがの湿原植物園」に行ってきました。
( http://plants.takasu.or.jp/bg/ )
この施設は、岐阜県郡上市の最北部、長良川の源、高鷲町の「ひるがの高原」にあり、かつての”ひるがの高原”の面影を残す貴重な場所となっていて、園内には、50種類以上の湿原植物と水生植物が生育しているということで、この季節に見られる花々や、イトトンボの仲間なども観察することが出来ました。
施設そのものはさほど広大なものではなく、園内周遊の所要時間は20分弱ということでしたが、気ままに1時間ほどかけてのんびり歩いてきました。
夏がゆっくりと去って行き、秋が忍び寄る跫音もチョッピリ感じながら、目にした草木の花々です。
① 写真上から、紫色のサワギキョウ;ウド(の花);ヨツバヒヨドリ;コオニユリ:
② 写真上から、シュロソウ(黒紫色の独特の花はもう終わりでした);コバギボウシ;マツムシソウ;そしてゲンノショウコの赤花と白花種(関東以北は白花のゲンノショウコが一般的で、赤花はほとんど見られません):
③ 写真上から、オトコエシ(頑丈そうな草姿の白い花);オミナエシ(黄色い花で、たおやかな感じ、秋の七草の一つ);ヤマホタルブクロ;イヌゴマ:
④ 写真上から、シラヒゲソウ(はじめて見た花です。花期はこれからで(8~10月)、分布は本州、四国、九州);コウホネ(移植して管理されているそうです);ナガボノアカワレモコウ(名前の通り、とても草丈が長く、赤い花穂):
⑤ 写真上から、ノリウツギ;ノギラン(もう終わりかけでした);イラクサ;アカバナ;ツリフネソウ:
当日の平地は33℃くらいだったようですが、標高900m近いここは25℃ほどでした。ただ少し蒸し暑く、やはり汗をかきました。
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