ヒサマツムシヒキ、ベッコウハナアブ、その他アブの仲間
初夏から秋頃まで、近くで普通に見られるアブの仲間です。
●ヒサマツムシヒキ(ムシヒキアブ科):
庭にやって来ました。黒い体色、胸部背中の模様、腹節の白帯などからヒサマツムシヒキとしました。
体長約20mmでした。出現時期は5~10月。分布は日本各地。
●シオヤアブ♀(ムシヒキアブ科):
庭にもよくやってきて普通に見られるアブ。♂は腹部先端に白い毛束があります。
他の昆虫を捕らえて体液を吸います。大きさ25mmほど。出現時期は6~9月、分布は日本各地。
●マガリケムシヒキ(ムシヒキアブ科):
林地で見かけました。大きさ18mmほどの暗灰色で小さめ、細身のアブ。正確な同定は少し難しそうで、間違っているかも知れません。
小さなハエやガガンボなどを捕食しています。出現時期は5~10月、分布は日本各地。
●ベッコウハナアブ(ハナアブ科):
林縁の草地にいました。大きさ18mmほど。見るからに”メタボ体型”で、全身に橙黄色の毛が生えていて、翅の中央部には黒斑があります。
花を訪れます。出現時期は5~9月、分布は日本各地。
●その他いつも庭にもやって来てよく見るハナアブ科の、
写真(上から)フタホシヒラタアブ、(中)ホソヒラタアブ、(下)アシブトハナアブ。
| 固定リンク
「昆虫」カテゴリの記事
- 三寒四温で進む春(2021.03.03)
- モンキチョウ(2021.02.22)
- ナナホシテントウ(2021.02.06)
- 越冬中のキタテハ(2021.01.28)
- ヤノナミガタチビタマムシ、フサヤスデの仲間(2021.01.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント