タマムシ
タマムシ(ヤマトタマムシ):
朝6時過ぎ、所用で駅に向かう市街地の路上にいて踏みつけそうになりました。これまで近くで見かけたことはありません。
まだ動きは鈍く、すぐに飛んで逃げる様子もなかったので、一度ポケットにいれてお連れしました。大きさは4cmでなかなか立派な体格の雄でした。
午後、エノキ、アキニレ、ケヤキなどの大木がある公園まで連れて行き、記念写真撮影後お別れしました。
エノキの下枝に止まらせたら、すぐ、ブンッという羽音を残してあっという間に林間に消えていきました。
気がつきませんでしたが、止まらせた小枝のすぐ傍にいたのはハラビロカマキリの“若者”。残念そうに見送ったようです。
虫の嫌いな人でもこのタマムシだけは例外でしょうか。鮮やかに光り輝くこの虫は法隆寺にある国宝・玉虫厨子でも有名。
成虫は7~8月の昼中に活発に活動し、伐採された樹木が堆積してあるような林地や、エノキ等の広葉樹の林でよく見かけられ、エノキやアキニレ、ケヤキ等の葉を食べています。
なお幼虫はエノキやサクラなどの枯木内で生活して成虫になります。
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