夏の高原・草原で見かけた昆虫(シオヤトンボ、クロマイコモドキ、アワフキムシ、その他)
秋田駒ケ岳(標高1,637m)に挟まれた標高約600mの台地に位置する田沢湖高原温泉。
真夏の日中はさすがに暑いですが、日が落ちると涼しくなり、夜間の冷房は不要です。
涼しい朝方、宿泊ホテル近くの林縁/草地を一時間ほど散歩がてらに歩いて、見かけた昆虫などを撮ってきました。
とくに珍しいものはいませんでしたので、おざなりの記録としました。(撮影は2012.7.20)
トンボ:
写真上から順に、アキアカネ(まだ赤くなりません); ヒメアカネ; ノシメトンボ; シオヤトンボ。
昆虫5種:
上から順に、シリアゲムシ♀; セマダラコガネ(どこにでも必ずいますね);カメムシ3種(一番下はヒメツノカメムシ、大きさ.7mmほど)。
バッタの仲間:
ツユムシの仲間の幼虫(別々の個体); フキバッタの仲間4種。(多くは名前の通り、大きなフキの上にいて葉を食べていました。
ガの仲間:
上から、ユウマダラエダシャク(羽化の時に翅に異常が起きたようです); 不明のガ(単純に白一色で模様などもない小さなガ(3枚組)、 ヒメシャクの仲間?); クロマイコモドキ(マルハキバガ科の小さなガ。金色に輝いて美しいのに写真が不出来); コヨツメエダシャク。
ブチヒゲヤナギドクガ(またはヤナギドクガ?)(♀)(写真上3枚):
この写真だけでの判別は難しいです。全身真っ白いガ。デジカメの液晶モニターにはきれいな淡い青色が見え、記録画像もそうなっていますが、実際の肉眼観察ではそのような色はありません。
アワフキムシ(写真下3枚):
草地にいました。じっと見ていると泡がぷくぷくと出てきます。中で泡を吹いているムシが見えますので、お姿を拝見したくて、枯れ葉の上で泡をとりのぞいてみると、黒褐色のムシが。
今ひとつ様子が分からないので向きを変えようとつっついたところ、ピョンと跳びはねて草むらに消えてしまいました。
朝から余計なことをされて縁起が悪い、と怒っていたでしょうか。
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