ギアナ高地・エンジェルフォールとガラパゴス諸島への旅(8日目)
前日に続く、ガラパゴスの自然観察ハイライト、8日目の記録です。2回に分割しています。
8日目:(モーニングコール6:15)
ホテルで朝食後、終日ガラパゴス諸島観光。
●バスでサンタクルス島/北端の港まで移動し、港からボートでヨット(クルーザー)に乗船。
ブンタカリオン岬に移動します。
この間に船内でウエットスーツ着替えなど、シュノーケリング準備も。
●シュノーケリング。
クルーザーが曳航しているボートに乗りシュノーケリング・ポイントに。
ボートから海に入るのが怖くてなかなか決心が付かない初めての人も。マンツーマンのガイドのおかげで、やがて慣れて楽しまれたようです。
たくさんの熱帯魚群、またサメなども見えました。
(その後船内に戻り昼食)
●ついでサウスプラザ島にドライランディング。
サウスプラザ島は風光明媚な島。
連立するウチワサボテンの緑と,セスビウムの紅葉、そして海と空の青のコントラストが美しい景観を作っていました。
ドライランディングしてから島内の巡回コースを時計回りに巡りました。
まずは、アシカとウミイグアナのテリトリーから、北側の浜辺沿いに島の西端の断崖付近まで。
観察した動植物:
動物
この島は南北2つの島から出来ています。北は上陸禁止です。ここはガラパゴス諸島の中でも屈指のリクイグアナ・サンクチュアリーだそうです。
上陸地点ではアシカのお出迎え。海辺のアシカ・コロニーも目に飛び込んできました。すべての生き物が、人間には全く無関心です。
・アシカ親子、リクイグアナ、ウミイグアナ、ヨウガントカゲ、アカメカモメ親子など。
大きなサボテンの根元には決まって、その実を食べる縄張りとするリクイグアナが陣取っていました。
時には複数のイグアナが縄張り争いをしている状況も観察されました。
(余談ながらその様子をNHKの取材班が撮影に来ておられました。2回に分けてTV放送番組になる予定だそうです。)
植物
・ウチワサボテン:
赤松のような太い幹をもつ独特の進化をしています。たくさんの実がついていました。
・セスビウム:
(雨の後は緑色で、乾燥すると)紅葉して一面に赤い絨毯のように群落を形成して美しい景観を呈している植物(木本)です。花は少ないものの探すと見つかりました。
溶岩が流れた後や、幸せそうにまどろむアシカ親子の姿が随所に見られた一方で、岩陰にアシカの子供の遺骸も目にとまった自然です。
(次ページ、8日目-続へ)
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