シロツバメエダシャク、ニワトコドクガ、ユウマダラエダシャク、サザナミスズメ、ゴマフリドクガ、クサカゲロウの仲間幼虫
過去に登場済みで新顔はいませんが、8月にご近所や旅先で見かけたガの仲間です。
シロツバメエダシャク(シャクガ科):
湿原の林縁にいました。ウスキツバメエダシャクに酷似し、コガタツバメエダシャクにも似ていますが、絵合わせで”シロツバメ”としました。
ニワトコドクガ(ドクガ科):
湿原林縁にいました。名前に”ドクガ”が付いていますが、幼虫にも成虫にも毒はないそうです。
ユウマダラエダシャク(シャクガ科):
やはりよく似た”ヒメマダラエダシャク”と”クロマダラエダシャク”がいます。写真1枚で絵合わせして決めるのは難しいですが、今まで通りユウマダラエダシャクとしました。
サザナミスズメ(スズメガ科):
毎シーズン幼虫は庭のキンモクセイを食害して大きな糞をぽろぽろばらまいていす。ご近所のお庭でも同様ですので、どこから来たのか分かりませんが、蒸し暑い朝、玄関先の日よけスクリーンの裏側に貼り付いていました。
ゴマフリドクガ(ドクガ科):
あぶないぞと警告するように派手ないでたちのゴマフリドクガ幼虫。遊歩道の藤棚から目の前に垂れ下がったフジの新梢の新葉を囓っていました。
悪名高いドクガ仲間で、幼虫の毛は毒毛針、そして羽化後の成虫腹部の毛も毒毛針で、触れると毒毛針が刺さり、激しいかゆみや炎症をおこしますので要注意です。(写真上)
付録:クサカゲロウの仲間(写真下)
すぐ傍に,アリと、クサカゲロウの仲間の幼虫(塵載せ型)が居たので、ついでに撮りましたがピンぼけです。
クサカゲロウの仲間幼虫:
クサカゲロウの仲間には、獲物の食べ殻やゴミなどは背中にくっつけない”通常型”と、それらを背中に背負う”塵載せ型”がいます。自分が出したゴミはお持ち帰りするきれい好きです。
こちらは背中にごみを乗せたゴミ載せ型。10種以上居るそうです。
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